【おかげ様の教え】96話 人生

2020年3月21日

『人がな、生きておる
から人生じゃ…』

って、おかげ様は当たり前の様な事をトクトクと話す。
が、この当たり前がなかなか分かってなくて…

何度も何度も、おかげ様から同じことを教わりました。

人として生きていくと言うのはどういうことなのか?

おかげ様は、漢字の中にいろいろなメッセージを残してくれました。

人は誰も、1人では生きていくことができません。
人という字は、支え合いを意味する文字だと教わりました。

『お前な、目の前にある炊きたてのご飯もな、苗を植え米を育ててくれたお百姓さん、それを流通に乗せ、手元まで届けてくれた人たち、米を炊く水道の水もな、多くの人たちが工事をしたり水道管を引っ張ったりして、お前の家の水道から水が出るようにしてくれておる。

炊飯器を使って、米を炊くなら、その炊飯器を作ってくれた人や、炊飯器の販売店の人にも、世話になっとる。電気もガスも、お前が住んどる家も、言葉を交わしたことのない、多くの多くの皆の手を経て、おかげ様で生きることができておる。

お前はな、この人生に感謝をしておるか?

人はな、誰もが多くの人たちの助けで生かされておるんじゃ』

人が生きると言うのは、日々の営みの中に感謝と愛情をもって時を過ごすことだと、おかげ様より教わったひでむすです。

では、今日も1日、ご多幸を❣️