【おかげ様の教え】96話 人生
『人がな、生きておる
から人生じゃ…』
って、おかげ様は当たり前の様な事をトクトクと話す。
が、この当たり前がなかなか分かってなくて…
何度も何度も、おかげ様から同じことを教わりました。
人として生きていくと言うのはどういうことなのか?
おかげ様は、漢字の中にいろいろなメッセージを残してくれました。
人は誰も、1人では生きていくことができません。
人という字は、支え合いを意味する文字だと教わりました。
『お前な、目の前にある炊きたてのご飯もな、苗を植え米を育ててくれたお百姓さん、それを流通に乗せ、手元まで届けてくれた人たち、米を炊く水道の水もな、多くの人たちが工事をしたり水道管を引っ張ったりして、お前の家の水道から水が出るようにしてくれておる。
炊飯器を使って、米を炊くなら、その炊飯器を作ってくれた人や、炊飯器の販売店の人にも、世話になっとる。電気もガスも、お前が住んどる家も、言葉を交わしたことのない、多くの多くの皆の手を経て、おかげ様で生きることができておる。
お前はな、この人生に感謝をしておるか?
人はな、誰もが多くの人たちの助けで生かされておるんじゃ』
人が生きると言うのは、日々の営みの中に感謝と愛情をもって時を過ごすことだと、おかげ様より教わったひでむすです。
では、今日も1日、ご多幸を❣️
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません