【おかげ様の教え】53話 正気
『正気でいろ』
とおかげ様に言われた。
正しい気が正気らしい。
数を数える時、日本では正の字を使うが、「5というのは数字の真ん中でとてもいいのよ」と、占いで食ってる知人から教わった。
正の字は、正しいって言う漢字だし、悪いイメージはないよなぁ………。
が、正気って一体なんなんだ?
気狂いの反対が正気か?
考えたが、よくわからない。
何故、おかげ様は正気でいろって言ったんだろう?
どうも、ここしばらくボーーーっとして何も手につかなかった。
浄化なのかなんなのかよくわからないが、体の節々は痛いし、内臓痛や筋肉痛、咳、発熱、だるさ、床から起き上がるのさえもがきながらという日が続いた。
世の中はインフルエンザ大流行
症状はインフルちゃんの様だが、なんか違う
10日ほど寝込み、やらなくてはならぬと思っていたことが何もできず、焦りはあるものの何も手につかず、兎に角、ボーーーーっとしていた時、おかげ様が呟いたのが
『正気でいろ』
だった。
今にして思うと、あれもこれもって思うのではなく、抱え込んでいるものを手放して生きろという事だったのではなかろうか?
やる気、つまり、寝込む前までの気力が変わり、やる気のモードが変わった。
スイッチを押し直した感じだろうか。
すると、突然、生活が変化した。
びっくりするくらい変化した。
びっくり変化は、おいおいお知らせするとして……。
それにしても、平気とか正気とか、最近のおかげ様は、気の話しが多い。
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