第3回 ヘルシーで安上がり

2019年9月12日

2005年4月19日

日本の伝統食。皆さんは何を思い浮かべますか?
やはり、1等賞は主食のごはん、それに味噌汁、漬物、納豆に煮しめ、お浸しに豆腐、焼き魚、昆布の佃煮…。 聞いただけでヘルシーを連想しませんか?でもね、皆さん、この純和食メニューには、もっと凄いことが隠されているんですよ。 それはね、経済的なのだ!

例えば主食のごはんをパンに変えて食卓に並ぶものを連想した場合、味噌汁の変わりはシチューやコーンスープ等としても、パンに塗るバターやジャムはご飯には塗らないので不用ですね。 納豆や豆腐、煮しめがソーセージやベーコンエッグ、野菜の塩もみやお浸し、漬物がサラダにかわり、緑茶がコーヒーや紅茶になる。コーヒーや紅茶は、砂糖やミルクがセットでついてきますね。日本人は、緑茶に砂糖は入れない。ミルクも入れない。 また、御存知のように、サラダ系の生野菜は、火を通すと少量になり、それにドレッシングやマヨネーズをかけて食べるわけですから、塩もみの漬物の方がドレッシング使わない分、安上がりだし野菜もいっぱいとれてヘルシーでしょ。

なるべく自然に近い状態で、添加物の少ないものをと思う内、あれ?って気がついたのです。「和食のほうがいろんな物買わなくてすむな」って。 チリも積もれば山となる。ちょっとの積み重ねが結構な節約になりますね。

それでもパンやケーキは美味しい。ということで、我が家ではハイカラなブルジョア食は、たまに食べる贅沢品としています。 手にもって、簡単に食べるサンドイッチのかわりは、オムスビ。ほら、安上がりでしょう。

と、言う事で、今日のメニューは、究極のシンプルレシピ、塩ムスビー!

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塩むすび

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゚〇゚ 材 料 ゚〇゚   おむすび1個分

ご飯 お茶碗軽く一杯(約100g)
塩 小匙8分の1(約2g)  手水

゚〇゚ 作り方 ゚〇゚

1、手を水で濡らし、塩をつける
2、ご飯を手にとり、右手で山形を作って
グッと転がしなが握る

<コメント>

おむすび、好きですか?私は大好き。ひでむすが母から習った数少ないものの1つが「おむすび」でした。いろいろ試したけど、母直伝の握り方が一番美味しい。コツはアツアツのゴハンで握ることです。塩の浸透圧の関係でしょうか、手を真っ赤にして握ったお結びが一番美味しいですね。それにあの海苔の香り。、和食は安上がりのうえ、添加物が少なくてすむのね。金も添加物も少ないなんて嬉しいでしょ。さて、お結びの美味しさの決め手は御飯とお塩。あったりまえか、それしか使わないんですものね、ハハハ…。できれば、一寸美味しいお塩を使いたいものです。ちなみにひでむすは「海の精」のお塩で握ります。ゴハン、塩、そして海苔だけ巻いたシンプルムスビは日本を代表するテイクアウトメニュー、つまり、究極の御馳走ですね。日本人に生まれてよかた~。