第1回 台所は一家の調剤薬局
2005年4月5日
初めまして!元気の素カンパニーひでむすの植木秀子です。今回より、ココロとカラダが元気になるレシピをお届けいたします。
「ひでむす」とは秀子の「ヒデ」とオムスビの「ムス」を合体させ、皆様と健康を食をテーマにムスビあわせたいと誕生した “元気の素”のイメージキャラクターです。
と申しますのも、十年程前に薬剤師として調剤薬局に勤めていた頃、子供はアトピー、私は肥満による体調不良と、生活習慣病まっしぐらの日々を送っていました。 何事にも超がつくほど楽天的な私ですが、さすがに自宅の2階まで上がっただけでゼーゼー言い、動悸が始まった時には、考えましたね。
「ちょっと待て、車に例えるなら、病院はカラダを治す所。つまり、修理屋さん。修理に出さなくて済むようなカラダ作りをしないとマズイよな…」
命をつなぐ食が大切だというのは、知識や意識としてありましたが、実践していなかった私は、これを機会に、便利性や経済性を追求した食事を改め、大地の恵みをいっぱい受けた内容に、アッサリ切り替えました。車で言うならメンテナンス改善ですね。 するとアラ不思議。飢える事も、ストイックになる事もなく、ハッと気付くと1年で15キロも体重が落ちており、家族中で元気になってしまったのです。
この楽しく痩せて元気になる魔法の種明かしはなんと「戦前の和食」だったのですよ! もともとお節介でお調子者の私は、これはすごい、皆に知らせねばと、「台所は一家の調剤薬局、お母さんは薬剤師」を心に誓い一念発起。 薬匙を包丁に、白衣をエプロンに替えて、ココロもカラダも元気になる食育講演や実践につながる料理教室、そして、誠実に作られた食材の共同購入を行っています。
ココロとカラダの元気の素、それは台所から発信だったのですね。
<コメント>
おっはようございまーす。いよいよ○○新聞福島版スタートしました。
梅干君が元気にご飯茶碗よじ登っています。
本当に連載始まるのかしら?と、初回の原稿を送った後も、ドキドキハラハラの時間を過ごしたのが嘘のようです。第1回目が出た時は嬉しかったなー。もう、ワクワクドキドキで、「ヤッター」ってあちこち走りまわりたい気分でした。
イラスト担当の夏実も初めての経験にドキドキ。お茶碗をよじ登る梅干君は、夏実が今まで書いてくれたイラストの中で一番のお気に入りです。
ボツイラストにも愛の手を・・・
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