第56回 毎日笑ってカラダ健康

2006年6月13日

 産婦人科医の昇幹夫先生は「元気で長生き研究所」の所長さん。笑顔のとてもステキな方です。「前向きで楽しい極楽トンボの生き方が長生きの秘訣」と様々な活動を展開されている自称”健康法師” の昇先生に、笑うと一挙に千個ほどのガン細胞が消えるって教えて頂きました。人間のカラダの中では、健康な人でも毎日ガン細胞が5千個程発生しますが、1日に5回も大笑いすれば、ガンの心配はしなくていいという事でしょうか。ガン患者の方が激増の時代、普段の生活で笑う事が少なくなってきているのかなぁ…。笑うだけでガン細胞がドンドン消えるんだったらおおいに笑いたいものです。
 またリュウマチで悩んでいる患者さん26人にナマで落語を聞いていただいたところ症状が改善したというのですよ。リュウマチは気分がいい時には痛みは軽く、落込んでいると痛みが強くなるようです。もともと性格的に真面目な方がかかりやすい病気らしく、病気のなかでも一番笑わない患者さんが多いと言われているようで、その方々が落語を聞いて大笑いすると、皆さん痛みが軽くなり、ある人はそれから3週間も鎮静剤いらずで過されたようですよ。大笑いには全身麻酔をかけるのと同じ効果があるということがわかったのですって。笑うってすごいですね。
 笑いは「ハハハ…」ですから8×8=64。泣くのは「シクシク…」ですから4×9=36。2つ足すと丁度100です。生きていく上で悩む事と笑う事はセットのようですが、どうせなら笑いの多い人生のほうがいいですね。昇先生から「今を精一杯生きることが大事だよ」と教えていただきました。
 人間のカラダは60兆個の細胞から出来ています。毎日毎日1兆個の細胞が新しいものに生まれ変わるのですから、60日たつとリニューアル。今日からいっぱい笑って2ヶ月後には元気な細胞いっぱいのカラダに生まれ変りましょう!

□■□  ニンジン寒天  □■□

<材料>
☆ つぶした蒸し人参…250g 糸寒天…5g
☆ リンゴジュース…1.5カップ  塩…少々

<作り方>
1、糸寒天をたっぷりの水に3時間以上つけておく
2、リンゴジュースに塩少々を入れ、水気を切った   糸寒天をで煮溶かす
3、粗熱がとれたら蒸し人参を入れて混ぜ、もった   りしてきたら型にいれて固める

<コメント>

 寒天というのはゼラチンと違ってテングサから造ります。これをおやつにすると、結構お通じなんかもよくなり、甘いケーキなどよりもヘルシーで優れもの。洋風にアレンジすると、結構おしゃれに楽しめます。
 今回は、リンゴジュースを使用しましたが、水でもOK。糸寒天は途中でかき混ぜると固まりにくくなくなっちゃうような気がします。で、溶かしている途中でかき混ぜないでね。人参とリンゴの相性がとてもGOOD!ヘルシーおやつでニコニコ顔のティータイムをどうぞ…。