第12回 梅雨に心がホッと和む
2005年6月21日
梅雨です。雨です。湿気です。
どんより曇った空を見上げ、ため息ついていませんか? 洗濯物が、カビが、アア雨がまだ降ってる。うっとうしい!なんて、つい思ってしまいそうです。
世界中で水不足がささやかれ、海外ではビールより水の方が高いのに、四季に恵まれ、水の豊富な日本では、水はあって当たり前のような錯覚におちいります。しかし、この梅雨がなかったら、このあとやってくる夏はどうなるでしょう?
さて皆さん、ここで質問です。人間が生きていくのに一番必要で大切なものは何でしょう?
お金? 食べ物? 貴金属? 人によっていろんな答えがでてくるでしょうが、どんな人でも、これだけはどうしてもいるよなっていうものです。
答えは1番目が空気、2番目が水、そして3番目が食べ物です。理由は簡単。空気は5分吸わないと人生やめますか?になっちゃいますし、水は5日、食べ物は25日とらないと、超人でもない限り、生命を維持していけません。「あってあたりまえ」と思っているものが生きていくのに一番大切だっていう事実。ひでむすは語呂合せで、「5×5=25の法則」と呼んでいます。覚えやすいでしょう?
梅雨っていうのは、生きるのに欠かせない大切な水が、勝手に天から降ってくるのですもの、こんな嬉しい事はないでしょう。そう思うと梅雨もまた楽し。
それにしても、東北の梅雨は肌寒いですね。新玉ねぎが美味しい季節ですから、ひでむす流オニオンスープでもいかがでしょうか。時間はいっぱいかかりますが、作り方はいたって簡単。玉ねぎとお塩で作る、甘くて美味しい、心がホッとなごむあったかスープです。
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オニオンスープ
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材料:4人前
新玉ねぎ5個(1キロ)
塩小匙2分の1
水 1リットル
作り方
1、玉ねぎを1センチくらいの太さにまわし切りにする
2、鍋に入れ、塩を回しかけて蓋をし中火にかける
3、鍋が温まり、音がしはじめたら、弱火にし、玉ねぎから
出る水分を煮きるまでひたすら煮る(約3時間)
4、水が引いたら、玉ねぎが色つくまで中火で炒め
(約15分)分量のお水をいれ、さらに30分程煮込む。
<コメント>
イヤー、寒いかと思ったら、晴れちゃいましたねー。原稿書いた時は寒かったのですがね。ちなみに愛媛では、雨が降らなくて、西瓜が干物になってるそうです。ほんと、アメアメ、フレフレって歌いたくなってきますね。降りすぎてしまうのも困ってしまいますが…。で、今回はオニオンスープです。ひでむすは、オニオンスープに憧れてて、初めて銀座のリンタロウで食べたのですが、美味しかったー。で、ファミレスで同じ物たのんだら、マズカッター。同じメニューか?と腹立つくらいマズカッタ。オニオンスープに失礼でしょー!!!と1人で怒っていました。しかし、どの本見ても、オニオンスープって忍耐勝負なのよね。「んなわきゃないじゃん!」って、なんとか簡単で美味しいオニオンスープつくれないかと悪戦苦闘。いっぱい失敗して、山のように玉ねぎむいて、超簡単につくる方法をみつけたんだ、エッヘン!で、時間はかかるが、簡単だから作ってみてちょ♪
だいたい1キロって、ひと袋ぶんの玉ねぎです。おおざっぱにまわし切りをして鍋にいれますと、けっこうな量
塩をいれてぴっちり蓋をし、弱火で焦がさないように気をつけて、玉ねぎの水分を出します。ね、出てきてるでしょう?
兎に角、焦げ付きだけに気をつけて、ひたすら弱火で煮ていくと、水分とんで茶色くなってきます。
そうしたらおもむろにヘラをとりだし、さらに炒めるのだ!4枚目の写真のようになったら、水をいてれ再度コトコト煮こみ、出来あがり。甘いスープ。調味料はお塩だけでした。ジャンジャン!
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