第76回 年末に向け 地震対策も

2006年11月28日

 秋の心地よい陽だまりの中、ミカン箱をひっくりかえして試験勉強をする娘。「のどかだなぁ……」と微笑む母。フと目線を移したら「お~っとあぶない」愛娘の前には巨大な食器棚が!そうです、そうなんです。危ないんです、ぎっしり食器がつまったこの棚が。
 つい2~3日前に立川都民防災教育センターの立川防災館で地震の擬似体験を研修し、ふいに襲ってくる災害の恐ろしさを身にしみて感じてまいりました。帰宅後、早速家の中を見まわせば危険がいっぱい。特に台所。流しの前に立ち頭上を見れば先日思いきって買ったばかりの黄色いルクルーゼの超重たいホウロウ鍋が。南部鉄器や土鍋も頭上の棚に鎮座しています。これらが実際に落ちてきたらどうなることやら。考えただけでゾッとします。目の前には包丁や油に火。瓶の類もいっぱいあります。冷蔵庫だって倒れてくれば下敷きに。実際に地面が揺れるとこれらの物があちこちから吹っ飛んでくるんですよ。スケートのように滑ったり転がったりしてくるんですっ!棚は倒れるしガラスも割れるし。台所には食器が多く収納してあります。それらが地面で粉々に割れたとしたらその上を素足で歩けるかなァ。考えただけで身震いがしました。
 擬似体験コーナーでこれから地震がおこるんだと分っていても実際揺れ始めると火を消すどころかあわてて机の下に潜り込むのが精一杯でした。これがなんの前触れもなく不意に襲ってきたのだったらどうでしょう。冷静に対処できるかなぁ。ちょっと不安です。体験コーナーは安全に作られておりますし予め地震があると分っていて身構えながらの体験ですがこの始末。地震国日本とはいえ地面はおとなしく揺れないでいてもらいたいものです。
 これから年末にむけて大掃除の季節到来。この機会に今回の擬似体験を教訓とし我が家の安全対策を練り直してイザと言う時に慌てないようにして新年を迎えたいものだと思いました。

□■□  蒸しネギのマリネ  □■□

<材料>
☆ ネギ、フレンチドレッシング、塩少々

<作り方>
1、ネギの白い部分を4~5センチに切り塩蒸しする
2、熱いうちにドレッシング液に漬け込む
☆わさび醤油やからし醤油で食べてもおいしいよ♪