第92回 日々の恵みに感謝して

2007年4月17日

 日本人は何でも取り込む名人です。料理も和食、洋食、中華をはじめエスニックであろうがフレンチであろうがどんな国のものでもアレンジし日本人の口にあうように美味しく作り変えちゃう天才。結婚式は神社で神様の前だしお葬式はお寺で仏様。クリスチャンじゃなくてもクリスマスは雛祭りや端午の節句より一般的なお祭りになっていて年末を盛り上げる大イベント。もしかしたらお正月より盛り上がっているかもしれません。ニッポンは八百万(やおよろず)の神様がいる国らしくなんでもOKウエルカム。最近は言葉もカタカナ語が多くて「これなんのこと?」と首をかしげることしばしば。会話の中にもいろんな単語が出没し、ついていけそうにありません。「会話くらいお願いだから純粋な日本語で喋ってよ~」と思うのは私だけでしょうか?特に健康にかかわる言葉は、だれにでも理解出来るような簡単な表現にしてほしい。最近流行のデトックスとかメタボリック症候群とかも難しいカタカナ語です。排毒とか内臓脂肪とか日本語でもいいじゃんって思うのですがね。
 最近「ホールフード」という単語を耳にし「なに、それ?」って思ってしまいました。生きるために食物を食べるという行為は欠かせない事ですが、我々は食べるだけの暮らしをしているわけではありません。「ホールフード」というのは「食」はもちろんのこと日ごろの生活を見つめなおし、地球環境まで視野にいれた暮らしつくり全体を考える言葉として使われているようです。調理器具や食の安全、環境に配慮した生活の仕方など最近は難しい問題も多々ありますが、ようは日々の恵みを感謝して「いただきます」と言葉にし、残さず無駄なくいただく、空気も水も汚さず自然を大切にして暮らす。田舎で誠実に暮らしているものには、淡々とした毎日の暮らしそのものの事。なにも難しい言葉はいらないですね。朝日いっぱい浴びて清々しい気分。最高の贅沢な一日の始まりです。

□■□  新玉サラダ  □■□

<材料>
☆ 新たまねぎ1個 わさび醤油 おかか

<作り方>
1、新たまねぎを薄くスライスし水にさらしてからみをぬく
2、しっかり水切りしておかかをまぶしわさび醤油をかける