第21回 豊作 いっぱい食べよう

2005年8月30日

今日は台風がいわきに遊びにくるようです。外の雨も激しくなってきました。遊びにこられて迷惑なのか有難いのかよくわからないお客さんです。安全な家の中から、「いっぱい雨ふってるねー」って言ってるぶんには、たいした影響はないでしょうが、嵐の中、出かけなければいけない方や自然を相手にお仕事をしていらっしゃる農業や林業、漁業の方々は気が気でないお客様でしょう。
大変と言えば先日、読売新聞で豊作だったレタスが廃棄処分されている写真を見ました。沢山とれたから、価格を押さえる為に処分するとかで、ひでむすは心が痛みました。ましてや一生懸命作物を作られた方々の心はどんなにだろうと心痛はかり知れないものがあります。「1個100円前後のレタス、2個100円では駄目ですか?」と単純に思うのは、主婦の浅はかさと笑われるでしょうか? 輸送のコスト、仕事量の手間隙、生産者と消費者を結んでくださる流通の方々のお仕事は増えるかもしれませんね。が、それが可能になれば、生産者は皆さんにいっぱい食べてもらえてウレシイ。消費者は安くていっぱい食べれてウレシイ。間でお世話をしてくださる流通の方も、皆が喜ぶお仕事が出来てうれしい。メディアで活躍の料理研究家の方々も、「レタスいっぱいとれてまんねん。こうやって食べましょや」って情報流してお役にたってウレシイ。みんなウレシイ笑顔がひろがり、ハッピーが伝染していきます。
ひでむすも畑借りて作物を作ってみたことがありますが、農作業は大変な労働です。腰は痛い、手の皮むける、足は冷える…。作業はやってみないと分らない。自分が苦労して作った作物だとすると、とてもではないですが、いっぱい採れたら捨てれば良いよという簡単な発想では割りきれません。精魂こめて育てた我が子のようなものですから、はい、処分って踏み潰したら作った方のココロがへこみます。今や国産の野菜は貴重品なのに、日本で農業やって、私達の食べ物作って下さっている方々って、すごく少ないのに、その方々のココロがへこんでしまっては、私達なに食べて生きていけばいいの?になっちゃう。
これから収穫を向かえる作物に台風の被害がありませんようにと窓ガラスごしに、激しくゆれている木々を見ながら、ツラツラ思うひでむすでした。

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 レタスのサッと炒め(4人前)

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材料
 レタス1個。胡麻油大さじ1。オイスターソース 大さじ1。

作り方
 1、 レタスをザク切りにする
 2、 中華鍋で胡麻油を熱し、レタスを炒め、オイスターソースで味付けする

<コメント>

お待たせしました。超多忙になってきたひでむすです。別に選挙にでる訳ではありません。冗談はさておき、レタスのサッと炒めは、冗談のように簡単で、美味しいです。サッと炒めるのがコツ。シャキシャキ感がいい感じ。本当に簡単過ぎて、特になにかコツというのはないですが、あえていうならオイスターソースは最後に入れる時、鍋はだにいれてジュワ-っと焦がし加減だと美味しいですというくらいかなぁ…。あったかご飯にかけて丼にしてもいいです。その時は片栗粉でとろみをつけると、なお美味しい。それにしても、いわきは衆議院選、市長選、県議会補選、市議会補選とあり、これから選挙カーで賑やかになりそうです。