第67回 食欲旺盛 気になる背中

2006年9月5日

 「天高く馬肥ゆる秋」実りと収獲の秋がやってまいりました。サツマイモ、蓮根、大根にゴボウ…。煮しめにすると美味しい根菜類が今頃は土のなかで丸々と太って収獲を待っている頃でしょうか?今年のいわきは雨が多かったので、庭で里芋の葉がイキイキと大きな葉を茂らせています。「里芋を植えた覚えはないのにな~。一体いつころが収獲時期なのかいな~。」とキラコロと玉のしずくが転がっていく葉を眺めながらノンキな事を考えています。
 いわきに越してきてからあまりにも夏が快適なので夏バテをしません。夏も食欲旺盛。本来でしたら夏には食欲がおちてスリムになり、そのぶん収獲の秋には美味しい作物をいっぱい食べ、冬にそなえて脂肪をつけるという自然の法則で1年がまわるのでしょうが、ウエイトを絞るべき夏にも着々と増え続ける体重。「ムネはペチャンコなのに、なんでこのブラウスキツイのよ」なんて不思議に思っていたのですが、なんと犯人は背中にあった!そう、脂肪というのはお腹や足だけでなく、背中にもつくのですよ。
 背中というものは自分では見ることが出来ないのでついつい油断してしまいます。がね、他人様には背中ってよく見えるんですよ~。前むきだと顔を見たり喋ったり他に目がいく所がいっぱいありますが、背後っていうのは喋るとか握手するとか、前向きでできる技をもっていませんからね。他人様には丸見えで、冷静に判断する基準になっちゃいます。「姿勢わる~い」とか「靴汚れてるね」とか丸見え。
 背中というのは襲われても大丈夫なようにお肉が一番厚いんだそうです。体重を支える足の裏が一番層が厚いのかなって思っていましたが、なるほどねって納得。が、お腹の脂肪だけではなく背後の脂肪もモリモリねと思うとちょっと気が重くなる中年おばさんのひでむすです。せめて背筋だけでも伸ばして元気にいきたいものです。

□■□  サンマのフライパン焼き  □■□

<材料>
☆ サンマ 塩 クッキングペーパー

<作り方>
1、サンマの頭と内臓をとり塩をふる
2、フライパンにクッキングシートをひきサンマを並べる
3、蓋をして中火でほどよい焦げ目がつくまで両面を焼く
☆ 煙も少なくお手入れも楽なサンマの焼き方です。
  お試し下さい。

<コメント>

 ひでむすの家にはグリルがありません。サンマを焼いて食べたかったのですが、なかなかそれが難しかったのです。ある日、アシスタントの後藤ちゃんが「サンマ焼くんだったらフライパンで大丈夫だよ~」ってサラッといいます。「え、フライパンで焼くの?」「そう、クッキングシートを引いてね」そういって焼いて食べさせてくれました。コンガリカリカリで美味しかったです。煙も少なく後片付けも簡単。早速我が家で取り入れる事にしました。これからはサンマの塩焼きを堪能できる季節。脂ののったサンマの塩焼きが楽しみです。どうぞお試し下さい。