第70回 自然の甘味でダイエット

2006年10月3日

 イモが旨い、大根も旨い、油ののったサンマも最高。さらにさらに、もうじき新米が…。待ちに待った収獲の季節です。が食欲にまかせてお腹いっぱい食べていたのでは肥満まっしぐら。昔のようにセッセと歩くわけでもなく家事も以前のように重労働ではなくなってきました。「だれ、あ~れ。樽が歩いているみたい。え、もしかして私の後姿?」この事実に気づいた時のショーック! ブヨブヨとした背中、足、太っ腹。ああ、美しくスマートな後姿に憧れるなァ…。体脂肪率バリバリのひでむすは、ここでひとつ奮闘してダイエットをすることにしました。生きているうちに素晴らしくステキなウエストラインを手にいれて美しい後姿を実現するぞと決心したわけです。しかし、無理は禁物。食べないとかお茶だけとか薬飲むとか…。後で体調がおかしくなるような「これだけダイエット」は厳禁です。ひでむす流ダイエットは玄米や雑穀おかゆ、野菜の煮物、サツマイモや栗など自然のものをよくかんで量を少なく食べる小食ダイエットです。内容は大地の恵みの穀物と野菜が中心。くたびれた内臓をよく噛むことでいたわり、かつダイエット終了後も胃袋が小食で満足するようにしようという魂胆です。小食になれれば、ドカ食いしてのリバウンドはないですからね。
 といっても、隣からはダイエットに関係ない美味しそうな匂いがただよってくるわけです。ああ、サンマの塩焼きうまそう。フラフラと箸を伸ばしそうに…。そこにタイミングよくかかる家族の声。「えらいね、お母さん。尊敬するよ」「うん、頑張ってるね、絶対綺麗に痩せるよ」「そ、そうか?」伸ばしかけた箸をググッと手元にもどすけなげな母です。
 ホンノリとした自然の甘味がこんなに美味しかったのか~と再確認の幸せ日々。ケーキやシュークリームもいいけれど、塩をふって蒸しただけのカボチャやサツマイモもオイシイ秋のナチュラルダイエットです。

□■□  かぼちゃのパンケーキ  □■□

<材料>
☆ ふかしたかぼちゃ200g
☆ 小麦粉、水 各1カップ
☆ レーズン、りんご、くるみ等適量

<作り方>
1、小麦粉を水でとき、粗くマッシュしたかぼちゃと
  ドライフルーツをいれて混ぜる
3、テフロン加工したフライパンにタネを流し蓋をして
  両面を焼く

<コメント>

 カボチャを蒸して一回食べる。その後、小麦粉を溶いて混ぜてお焼きにする。ちょっと寂しいのでレーズンいれてみたら、結構オイシイお焼きの出来あがり。お、これいいじゃん。
 とにかくひでむすのレシピは簡単にが一等賞。手間隙かける料理はプロにまかせて、我が家の手作りお惣菜はいたってシンプル、簡単。今回のレシピも粉と水が1カップづつで溶くとシャバシャバな感じですが、それにカボチャを混ぜると丁度いい硬さ加減になります。シンプルにレーズンだけがオイシイようです。お試しください。