第93回 我が家にも「福禄寿」

2007年4月24日

 「福禄寿」という神様をご存知ですか?広辞苑によりますと「七福神の一。短身、長頭で、ひげが多く、経巻を結びつけた杖を携え、多く鶴を従える。福禄人。中国では南極星の化身という。」とあります。この漢字をツラツラと眺めながらどんなご利益のある神様なんだろうって自己流で考えてみました。
 「禄」というのは今風に言えば「お金」の事かな。「貫禄」とか「禄高」とかにこの「禄」は使われているものね。「寿」はきっと「命」の事だよな。2つあわせると「寿命」という字だもんね。「命」は健康に過ごしてこそ「寿な命」。この健康には「心」と「身体」の2つがあるね。「心」というのは目に見えない4次元世界の事だし、「身体」は物資的な3次元世界の事。どちらもバランスとれてないと「病気=気の病」になっちゃうぞ。身体の健康に大切なのは普段の食だよなぁ。食べ物というのは身体を作る材料だからね。あたりまえにあるのでつい忘れがちだけど空気と水も大切。「心」の栄養は「笑い」だな。あとユッタリ過ごすノンビリした時間も必要。「福」は人運かなぁ。福のある人って素敵なお友達がいっぱいいる人だもんな。良運って人が運んできてくれるものだからね。「ねぇねぇ、これ知ってる?」ってね。福を呼ぶ幸せな会話の出来る友人知人がいっぱいいる人が福のある人なんだよな。この人と一緒にいたい、この人とお話ししたいっていうコミュニケーション能力のある人が「福」のある人かぁ。3つ合わせて「福禄寿」だね。
 大黒天、蛭子(えびす)、毘沙門天、弁財天、寿老人、布袋(ほてい)。残り6人の福の神です。なかでもめでたい漢字が連なっている「福禄寿」。今のご時勢、とってもあやかりたい神様です。 もうじきゴールデンウィーク。今年は家でノンビリと友人知人や家族と共に会話を楽しみながらユッタリしたひと時を過ごしてみようかな。「福禄寿」が我が家にやってくるようにね。

□■□  ホワイトポタージュ  □■□

<材料>
☆ 新たまねぎ1個 かぶ5個
☆ 長ネギ(白い部分)1本 塩少々

<作り方>
1、野菜を乱切りにし、ひたひたの水と塩を加えて
  弱火でコトコト煮る
2、30分程して野菜の甘みが出てきたら中身をミ
  キサーに移しポタージュ状になるまで撹拌する