第117回 注意! 師走の食べ過ぎ

2007年11月27日

 「く、苦しい。食べすぎた・・・」
 食欲の秋といいますが、秋限定ではなく万年食べすぎの傾向、脂肪の厚みも年々増加傾向で困っています。
 動物というのはお腹をすかしている時代が長かった。故に動物は余分に食べたものを脂肪として自分の身につけて持ち歩くように作られているんですね。え、いつもお腹をすかしている状況がピンとこない?では、野性の動物を想像してみてください。獲物がいればいいですが、見つからなかった時は?飢え死になんてしてしまうわけです。人間も動物。例外ではありません。
 今の日本はミシュランガイド日本版なんて発行され「グルメ国」を世界中にアピールするほど食べ物に贅沢ができる時代。が、ほんの50年ほど前はお腹をすかしている人が沢山いらっしゃいました。さらに50年前は食べるためだけに、また口減らしのために子供は丁稚奉公にでていた時代です。○○が健康にいいと言えば紹介された商品を買いに走り、これがブームだと聞けばわれ先にと流行を追いかけ、こりゃウマイと思えば苦しくなるほど食べ・・・。こんな生活習慣はもうやめようと誓って数年。最初の2つをやめるのは簡単でした。テレビが家にない環境にしちゃったら難なくクリアーです。が、食いしん坊ゆえ食べすぎはまだまだ克服できていない現状。 「すっごくいい匂い。お母さん、今日すき焼き?」「うん、近江牛もらったんだ。上等でしょー」「わー、すっごい美味しそう」「でしょー。たまの贅沢。食べすぎも許されるか」と言い訳しつつ、結果苦しい我が身。
 クリスマスツリーを巷で見かけるようになるとたまの贅沢ではない季節の到来です。暴飲暴食しないよう気をひきしめて今年最後の月、「師走」を迎えたいものです。

□■□  すき焼き  □■□

<材料>
☆ 牛肉、ネギ、白菜、白滝、焼き豆腐
☆ えのき、春菊、砂糖、醤油、卵

<作り方>
1、牛脂を溶かしたすき焼き鍋の真ん中に半量の肉を
  入れ砂糖と醤油を注ぐ
2、用意した材料を回りに入れ蓋をして煮る
3、野菜に火が通ったら出来上がり。
4、溶き卵につけて食べる

☆ 材料、味付けもお好みで。お肉は随時足しながら
  食べると硬くならず美味しいです。