第11回 栽培と子育ての共通点
2005年6月14日
「いやー、元気だねぇ…」
露草、はこべ、スギナにドクダミ…。雑草と呼ばれる草花たちが、庭一面にはびこり始めました。今のうちにセッセと草引きしないと、アッと言う間にジャングルになってしまいます。
移植した覚えのない物が勝手に自生する不思議ワールドのひでむす庭園では、何時の間にか梅が勝手に大きくなり、今年は実が20個ほど採れそうです。「シメシメ、味醂に漬けこんで梅酒を作ってやろう」と、収穫を楽しみに眺めています。なにせ、アスパラまで出てくるのですから不思議でしょう?。
先日、庭に植えた苗を見回っていると、トマトが、幹の途中からポロッと折れているのに気がつきました。あわてて近寄って見ると、支柱に縛り付けたヒモが幹を締めつけた為、折れていたのです。
余裕をもってヒモを八の字にかけたつもりが、想像以上に幹が太く成長したのですね。
申し訳ないことしたなーと折れたトマトを見ながら、「子育ても同じかも」と、つい連想してしまいました。
地面にしっかり根をはり、丈夫な幹を作るには、自然の風になびくような余裕をもった支えが必要。日光がしっかり当たるように草引きも必要。
過保護になりすぎても、愛情不足でも、上手く育たないのは、どうやら野菜も人も同じ様ですね。
草木が水や土の栄養をたっぷりうけて成長するように、いろんな知識をぐんぐん吸収し、スクスク伸びる子供の幹を折らないような、余裕をもった子育ての大切さを、トマトに教えられました。
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冷しトマトスパ
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材料:4人前
細スパゲッティー(500g)
レタス半玉(150g)
きゅうり1本(100g)
コーン200g
トマト小一個(100g)
ソース
トマト大1個(約200g)
オリーブオイル180g(お好みで加減してくださいね)
塩小匙2
作り方
1、 レタス、きゅうりは千切り、トマトはダイスに切っておく
2、 ソースの材料をミキサーにいれて混ぜる
3、 茹でたてのスパゲッティーを水で締めて冷やす
4、 パスタに野菜を彩り良く盛りつけソースをかける
<コメント>
本日のメニューは、ひでむすが「ん?」と思って作ったら、意外に美味かったぞーというトマトとオリーブオイルを使った超簡単ソースです。ソースは、バーミックスで作っていますが、皆さんの御家庭にあるミキサーでも簡単に出来るのでお試し下さい。トマトの皮はむかなくてもOK。オリーブオイルは上質のもの使用したほうが断然美味しいです。あたりまえか…。しかし、「え?」というほど、味が違うのです。トマトも完熟を使ってね。オリーブオイルはトマトの3分の1から半分くらいが目安です。上等なエキストラバージンだと新聞のレシピでも美味いのですが、市販の手ごろな価格のオイルの割合では、油っぽくなってしまいますのでオイルは控えたほうがいいですね。…。パスタは柔らかめにゆでてから締めないと、硬すぎてしまいます。トマトの赤、コーンの黄色、レタス、きゅうりの青、そしてパスタの白と、見た目にも美味しいパスタです。1度作っておくと、なにかと重宝なソースです。簡単に出来る手作りレシピは、主婦の友だ!
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