第13回 夏を元気に乗り切る食

2005年6月28日

梅雨があければ夏。夏は暑い、暑いと人間汗をかく、汗は体の中の有毒成分や不要物質を一緒にどんどん体の外にだしてくれる。そうです、夏こそ俳毒に最適の季節なのです。
なんだか、毒って脂肪に溜まるらしいですね。この事実を知った時、ひでむすは肥満という言葉がズッシリ重くのしかかってきました。
新陳代謝が活発になるこの季節、自然の暑さが後押ししてくれ、体は汗をだしてクールダウンしようと懸命です。
そうです、夏は、脂肪を燃やし、汗と一緒に毒素を排出するには絶好のシーズン。カラダの大掃除ですね。
ということは、初夏から始めるダイエットは成功しやすいと言う事。ウエストラインの気になる方は、なんだか嬉しくなってきたでしょう?
元気に痩せるには、食を控える事と、適度な運動。もともと暑いのですから食欲はそんなに出ないし、福島の早朝は涼しいので、軽い運動には最適です。
しかし、夏だといって食を減らし汗を出してばかりでは、体が弱ってしまうので、ここは1つ、つぶつぶにご登場いただいて、大地の恵みにも元気に痩せる後押しをしてもらいましょう。
つぶつぶってなにかって?今、都会で健康にいいと大ブレークの粟(アワ)、黍(キビ)、稗(ヒエ)等に代表される雑穀です。小さな粒がとても可愛いでしょ。
炊いた雑穀とクールダウン効果のある夏野菜を組み合せて、これからやってくる夏を元気に乗りきりる食の提案です。
まずは今週、基本的な雑穀の炊き方を御紹介しますのでマスターしてね。応用編はこれから随時御紹介していきますのでお楽しみに。

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雑穀の炊き方

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材料:雑穀1カップ
水 1カップ半~2カップ
塩 小匙4分の1
炊き方
1、 雑穀を洗って水を切る
2、 厚手の鍋で水を沸騰させ、塩と雑穀を入れる
3、 ヘラでかき混ぜながら強火で煮、鍋底が見えてきたら蓋をする
4、 極弱火にして15分炊き、10分蒸らしたらほぐしておく
☆ 今回の炊き方は、粟、稗、黍に適しています。

<コメント>

ミレットって可愛い名前でしょう?なにかっていうと雑穀のことなんですが、、粟や黍、稗など、実物も小さな粒粒がかわいい穀物ですね。一寸前までは、鳥のエサかと言われましたが、生命力があって、とても美味しい穀物として人気急上昇です♪穀物ですから、水を入れて炊くとご飯のかわりになりますが、これを使って、おやつやお惣菜に利用すると、歯のバランスにそった食卓を整えるのに重宝です。 雑穀を炊くときは、厚手の鍋が焦げ付きません。また、とろ火にするには、コンロに1枚、焼き網等をひいておくと、弱火はとろ火に大変身します。最初に鍋底が見えるくらいしっかり混ぜておかないと、なんとなくふっくら炊きあがりません。水加減は柔らかく炊きたいか、パラッと炊きたいかで違ってきます。粟は炊き上がりはトロッと、稗はパラッとさせて使用することが多いです。稗をパラッと炊いて、いろんなソースや出汁を吸わせておくと、サラダ等でもとても美味しくボリュームある1品になります。他に蕎麦なども美味しいですが、こちらは一寸炊き方が違います。空鍋に蕎麦を入れて炒り、水と塩を加えて沸騰したらトロ火で15分~20分くらい煮ます。以後は炊いた稗とか炊いた粟とかでレシピ紹介いたしますので、今回炊き方をしっかりマスターしてね♪