第7回 子犬が家にやって来た
2005年5月17日
“「走熊公園でも走って目を覚まして来い!」8時過ぎてもぐだぐだと寝ている夏みかんをたたき起こし、とばっちりをくった春ベリー(次女)と共に2人を外に追い出した。
なんと、走熊公園を走っていたのは、熊ではなく捨犬だった…。”
縁とは不思議なものですね。連休終盤の5月5日、お片付け大会にくたびれたか、なかなか起きてこない娘を、近所の公園に、眠気覚ましに走りに追いやった御縁で、雄雌2匹の子犬が、我が家に舞いこんで来ました。
浮かれポンチの夏みかんは、「可愛い、可愛い」とはしゃいでいるし、春ベリーは「このままだと保健所に連れていかれちゃう」とボロボロ泣いてるし…。
確かに子犬は可愛いいが、「ウンチ、散歩、登録、予防接種、避妊、去勢、餌代…」次々と現実が頭に浮かび、ひでむすは子供のように純粋でピュアな感情に浸れません。雑種とはいえ、貴重ないのち。このままでは春ベリーの言うとおり保健所行きは確実です。
今より三十分早起きをして、朝の散歩は学校に行く前に責任をもってする事、ウンチの始末もしっかりする事、餌代は自分の欲しい物を我慢してそれを当てる事、1匹は貰い手を探す事など取り決め、残った方を飼う事にしました。
核家族の我が家では、幼い兄弟の面倒を見る事も無く、大家族の中で自然と身につく我慢や譲り合いの心を学ぶのには、ちょっと無理があるなぁと思っていた矢先でした。
子供達にとって、子犬を飼うのは、いのちある者を責任もって育てる大切さを学ばせてもらう貴重な経験となりそうです。
この子犬との縁をつなぐ事も、どうやらひでむすのライフワークになっている「つながるいのち」活動の一環のようですね。
さて、今朝も4時半に早起きして犬と散歩に行っている娘達のお弁当のおかずに、大好物の車麩のカツでも作ってやるかな。
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車麩のカツ
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<材料>
車麩9枚、漬け汁…醤油50cc、水350cc、ニンニクすりおろし1片、
小麦粉、パン粉、揚げ油適量
<作り方>
1、 付け汁に車麩を付け込んでおく
2、 固めに溶いた小麦粉をくぐらせ、パン粉をつけて、揚げる。
<コメント>
この車麩のカツは、我が家のお助けメニュー一等賞レシピです。簡単、美味しい、経済的、そして日保ちがします。お肉のカツでなくても十分満足できる1品です。作り方のコツは、付け込むタレの味。そのままの味がつきますので、車麩を水で戻さずニンニク醤油に付け込むのがコツです。お肉は脂身が気になりますが、麩は植物性ですので、脂身の心配はいらないですね。丸のまま付け込み、柔らかくなってから一口大に切り、カツにすると食べやすいです。硬いまま切ろうとしてもバリバリに「なってしまうので、切るのは柔らかくなってからがいいですね。丸のまま揚げてもダイナミックですね。丸いままで串に刺して、オリボンでもかければ、ちょっとしたパーティーメニューになります。家は菜種油で揚げますので、黄色く仕上ります。揚げたてが一番美味しいですが、お弁当にもGOODな我が家でも料理教室でも大人気の1品です。ぜひお試し下さい。
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