第105回 「甲子園」の魅力とは

2007年8月7日

 夏、灼熱、とくれば「甲子園」ですね。今年も野球少年憧れの夢の祭典が始まります。我が家の普段の生活には野球の「野」の字もないのになんだか燃えちゃう甲子園。この魅力って一体なんなのでしょうか?
 朝から夜まで泥だらけになり白球を追う日々。黙々と練習に励む姿。試合にかける意気込み。一試合でも負ければ手にできなくなる甲子園への切符。一生のうち一度しかない今日という日の積み重ねに、一試合一試合真剣勝負を行ってきた過程に、そのひたむきさに日本国中が惜しみない拍手を送るのでしょう。
 周りの期待を背負い、プレッシャーに打ち勝ち、青春という一ページに誰よりも素晴らしい思い出を残すのは、幼い頃より練習を重ね憧れのステージに自ら立った選手たち。そうはいっても優勝旗を手にするのは毎年一校のみ。勝負の世界は厳しいものです。勝ち続けるのは奇跡的な事ですが負ける事からは多くの事を学びます。全てが経験。成功も失敗も、勝利も敗退も全てが素晴らしい学びのステージ。来年の甲子園を目指す高校生達は、この灼熱の日差しの中で今日も練習に励んでいることでしょう。今年は出場出来なかったが来年また挑戦。高校生活は3年間。故にチャンスは3度。限られた期間、そして明確な目標があるからこそ頑張れるのかな。人生に一度しかない青春時代を満喫してもらいたいものです。各県代表の選手はもちろん、これまで試合をしてきた全国の高校球児の皆さんに惜しみない拍手をおくる開会式が楽しみです。
 夢を持ち希望に胸をふくらませ過ごす日々。これはなにも10代の特権ではありません。いくつになっても夢にむかってワクワクしながら突き進む。人生の中で今日という日は一回限り。
 「おばちゃんだってガンバルゾー」と素麺をすすりながら暑さを満喫する我が人生で一日限りの今日という日のスタートです。

□■□  ぶっかけ素麺  □■□

<材料>
☆ 素麺、めんつゆ、大葉、胡瓜、茗荷
☆ ゴマ、海苔、テンカス

<作り方>
1、素麺を茹でてお皿に盛る
2、千切りにした薬味とゴマ、海苔、テンカスをのせ、
  めんつゆをかける
☆ 薬味たっぷりで夏にピッタリのサッパリした
  ぶっかけです。