第90回 アッという間の47年
今日はひでむすの誕生日。昭和35年4月3日生まれです。4歳の時に東京オリンピックが開催されました。日本中が沸きに沸いた「東洋の魔女」が優勝した瞬間の記憶はしっかりあります。まだ生まれていなかった方は東洋の魔女って何?と思われる事でしょうね。この東京オリンピックで見事金メダルをとった女子バレーボールチームの愛称です。今では当たり前になっている回転レシーブも東洋の魔女が世界で初めてみせた技だったんじゃなかったっけ?なにせ4つの時の記憶ですから当てにはなりませんが国中のビックニュースでした。東京オリンピックで覚えているのがそれだけっていうのも情けない話ですが、4つの子供にさえ記憶に残るほど素晴らしい功績をのこされた女性チームだったのですね。
10歳の時には大阪で万国博覧会がありました。今でも大阪に残っている岡本太郎作「太陽の塔」に入りとても長いエスカレーターにビックリした記憶があります。アメリカ館に何時間も並び月にあったらしい石も見ました。子供の目にはフツーの石にしか見えませんでした。オーストラリアのパビリオンだったと思いますが生ハムを食べさせてもらい「魚肉ソーセージとはえらい違うなぁ、あんまり美味しいものじゃないなぁ」と思った記憶があります。ほんのチョッピリしかなかったのにえらい高価でビックリした記憶は鮮明に残っています。まだまだ世界は遠かったのですね。叔父が大阪に住んでいたので家族ごと総入れ替えし夏休みの2週間を滞在して万博見学という豪華な思い出をつくってもらいましたが、当時ビックイベントだった万博でも母が毎日お弁当を作りそれを持って通っていました。その頃はお弁当持参が当たり前。新幹線も岡山までで(誤り、下のコメント参照)広島までは開通していなかった時代です。これまでアッという間の47年でした。時はかけがえのない財産。数多い普段の日こそステキな思い出がギッシリつまった人生を過ごしたいものです。
□■□ アスパラ焼き □■□
<材料>
☆ アスパラ6本
☆ ごま油(白)小さじ2分の1 塩少々
<作り方>
1、テフロン加工したフライパンを中火にかけ油をひく
2、アスパラをいれて焦げ目がつくまで転がしながら炒め
仕上げに塩を一振りする
<コメント>
ひでむすの「元気の素レシピ」も、3年目を迎えました。ご愛読、どうもありがとうございます。
なお、本文中に「新幹線も岡山までで広島までは開通していなかった時代」とありますが、万博は1970年、岡山まで新幹線が届いたのが1972年。さすが〇〇新聞、しっかりチェックが入り、修正が入っておりましたが、ここにはひでむすが書いた原文を掲載しております。
By ヒゲムス
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