第115回 行動決める「気」の習慣

2007年11月13日

 お、うまそうなサンマじゃん。しかも安い!「すみませーん、これお願いできますか?」「はい、いいですよ。どんなふうにしますか?」
 行きつけのスーパーにはズラッと並ぶ魚の真ん中に下ごしらえをしてくれるコーナーがあります。そこには鮮やかな包丁さばきの名人がいて、いつも威勢のよい返事をかえしてもらえます。こちらの気持ちまで明るくなるもので、名人を見かけるとついつい魚を買ってしまいます。人がだす『気』というかオーラというのでしょうか。ついつい引きつけられてしまうものをもっている人。そんな方って一緒にいるとこちらまで気持ちがよくなりますね。
 元気、病気、本気、のん気、熱気、怒気、殺気、陰気・・・。『気』がつく単語って嬉しくなる事にも気持ちが沈む事にも使われています。もともと気というのは本人の「気の持ちよう」。同じことがおこってものん気に構えてニコニコしている人もいればイライラして怒鳴り散らしている人もいます。この「気の持ちよう」って普段の発想の習慣からくるんですね。行動の習慣は癖。気持ちの習慣は性格。どちらも何度も何度も繰り返して身につくもの。考え方もいつも否定的に考えていると否定的な行動となってあらわれ、肯定的に考えていると肯定的な行動になって表れる。思いは100%実現するわけですから、うまくいくと思えばうまい結果が、悪く行くと思えば悪い結果がでてきちゃう。自分で決めたことだから、そのとおりに自分が動き始めちゃうんです。
 「明るく素直で元気」どうもこれが人生を楽しく送るための条件のようです。
 ということで、今日は名人にお世話になったサンマをにんにく味の蒲焼にしてニコニコごはんにしましょうかね。なにせワタクシお腹がすいたら機嫌が悪くなっちゃう習慣があるもので(笑)

□■□  サンマのニンニク焼き  □■□

<材料>
☆ サンマ4匹 ニンニク1かけ
☆ 醤油大匙1、油大匙1、小麦粉
☆ 小松菜 1把 モヤシ1袋

<作り方>
1、蒲焼用に開いたサンマに塩と小麦粉をふる
2、フライパンに油をひきサンマを並べて両面をコンガリ焼く
3、すりおろしたニンニクと醤油をジュワーとまわしかけ蓋を
  してゆすりながら照り焼きにする
4、茹でたモヤシと小松菜の上にのせる